うっとうしい梅雨の長雨が続き、晴れれば晴れたで一気に気温が上昇!
ビール指数も一気に跳ね上がるそんな今日この頃
涼しい間に一気に整備も進めたいところです。
只今、同時進行中のランブレッタ2台の修理です。両者ともエンジンは始動し走行もするのですが・・・走行後、エンジンの再始動が困難になるという両オーナーの依頼を受けて腰上のオーバーホールです。蓋を明けてみれば案の定、ピストンリングは磨耗しリングの合い口隙間はガバガバです。
通常0.2mm~使用限度の0.5mmを大幅に上回る2mm強!これでは圧縮があがりませんね。
それでも僕らは生きている!といわんばかりに何とか走ってしまうところがビンテージスクーターの恐ろしいところでも有り頼もしいところ。
その他、消耗部品やほんの少しの改良で見違えるほど良くなると思います。
両オーナーともよく知った中なので紹介させて頂きましたが、ここ数年、よく持ち込まれるのがヤフオクや個人売買等で安価に購入されたバイクを調子が出ないといって持ち込まれるケースが非常に増えました。その多くがエンジンはかろうじて始動し走行もするので、軽整備で何とかなると思われている方が多く、対応に追われています。10数年放置された物や実働車においても以前の整備状況も分からず新しい物でも新車販売が終了してすでに10数年以上経ちます。経年による劣化もあります。オーバーホールを前提とした話になると購入価格を上回るのか辞退される方が多く見られるようになりました。同業の他店でもよく聞く話です。
しっかりメンテナンスしてあげれば何年でも乗ることが出来るビンテージスクーターですが、安易な個人売買に走る前に、自己の整備能力とお財布事情を考慮しましょう。
さー夏本番を前に上がるビール指数、ふと、先月のイギリス買い付け中に思ったことをお話しようと思います。
居酒屋などに入ると、「とりあえず生中」広島風に言えば「たちまち生中」などと注文することの多いビール「生中」ですが、国民的愛称で親しまれる「生中」ほどあいまいで得体の知れない飲み物も無いのでは?!と思ったのです。
イギリスのパブに入るとカウンターには数種類のラベルの付いたサーバーが置かれ、おのおの好みの銘柄のビールやサイダー(リンゴ酒)などをパイント又はハーフパイントと注文するのですが、一杯辺りの量はどこのパブに行っても同じなのに対して日本の「生中」はどうだろう?グラスのサイズや形もさまざま金額も随分バラつきがある。
さらに言えば、ポスターでも貼ってあればなんとなく銘柄も想像出来ようが、メニューを見ても「生中」000¥と書いてあるだけで銘柄も無ければ容量の記述などまるで無し。
中身が何であれ「生中」なのである。
缶ビールを選ぶときには口うるさい連中でさえ「生中」には口を挟むものは居ないのではないだろうか・・・
うすうすにでも感じていた方には是非!このグラスを使って頂きたい!
そう、正真正銘パイントグラスです。
ウェブショップにて新コーナー「Breweriana」立ち上げました。
遠いあの国のパブシーンを思い描きながら今夜もCheers!
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