ビンテージストーブ

タコ足ストーブ Sunrise

イギリス買い付けのときに思わず衝動買いしてしまったユニークなビンテージヒーター

RIPPINGILLES社のサンライズヒーターです。

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60年代初頭と言う時代背景もあり、シンプルな構成です。

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タンクとボディはボルト留め・・・

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外すとタコ足出現!6本ですが

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ウィックレギュレーターを回すと6箇所からニョキッ

ここからが大変

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点火して

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バーナー部分を持ってボディーにセット、時計回りに回してロック

持ち手も何も無いので火傷に注意!(撮影の為、火はついていませんが)

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しばらくするとバーナー部の温度が上昇し、青い炎が上がってきます。

コイルを赤熱させて・・・

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反射式のレフレクターから返ってくる熱量はコンパクトなボディからは想像できないほど暖かく、アウトドアシーンでの活躍が期待できそうです。

バーミンガムからやって来たスペイシーなボウルヒーター



いかが?





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ビンテージストーブ ニッセンの巻き

秋も深まり朝晩の冷え込みが一段と増して来ました

暖かいお部屋でのひと時にビンテージストーブが活躍する季節の到来です。

本日ご紹介するのは東芝ブランドで販売されたニッセンです。

当時、ニッセンでOEM生産され東芝の販売網で送り出されたのだと思います。

【日本船燈株式会社】その名が示すように船舶用のマリンランプを生産する会社です。

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何処と無くマリンランプのようなシルエットで人気が有ります

東芝ブランドとニッセンの違いは給油タンクの色でニッセンの赤に対し東芝はモダンリビングにも似合う落ち着いた茶色です。

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まずはレバーを左に倒しロックを解除

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そのまま上に持ち上げ大きく開口させます。

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下皿にセットされた棒を取り出します。

紛失防止の為にチェーンでつながれたこの棒がかなりの確立で紛失している固体を多く見かけます。

現行のニッセンIS-3の棒が入手できますのでこちらで対応するケースも

IS-3は真鍮製ですがオリジナルはスチールにユニクロメッキです。

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消煙器のリングに引っ掛け

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グイッと持ち上げるとこの位置で固定されます。

この消煙器が耐震消火装置となり、振動を検地するとバネの力でパカッと炎に蓋をして消火します。

なぜか消煙器を紛失している固体もあり消煙器が無いと安全面だけではなく炎も安定しませんのでススだらけになってしまいますので要注意!

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芯の送り出しハンドルを右に回し

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2~3mm程度芯を出して点火します。

このとき芯を出しすぎるとこれまたススまみれに

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先端の細長い着火マンが使いやすいでしょう。
雰囲気重視のかたはマッチでしょうか。
ニッセンのオリジナルではマッチの軸を捨てる灰皿なんかも装備されている親切設計ですが取り外し式の為ほぼ全滅状態です。
元箱や説明書など全てそろっている固体は極まれで【買い】です!

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火がつきましたら速やかにボディーを元に戻しレバーでロックします。
このときスムーズに行わないとススが出ます。

炎が安定するまでは若干ススが出る場合も有りますがチリチリと小さな音が聞こえ、チムニーの温度が上がってくると煙突効果で空気を吸い込み始めますので徐々に芯の送り出しハンドルを右に回しながら炎を大きくしていきます。

後は加湿用にお好みの薬缶を載せてみたり鍋をかけて熱燗をお楽しみ頂くも良し!

ウチの奥さんは煮物やカレー作りにビンテージストーブを活用しております。

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シーズン本番に向けて続々とビンテージストーブが入荷しております。

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定番のアラジンシリーズや箱入りパーフェクションやマイナーなビンテージストーブなどなど
メンテナンスを済ませてウェブショップやこのブログで紹介していく予定です。
他の仕事の合間を見ての整備になりますので早くこんなのがほしいと言う方はリクエストしてください。

くれぐれも換気には注意して灯油を切らして空焚きすることの無いように安全にお楽しみ下さい。

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今シーズン初のビンテージストーブ

日中は汗ばむ陽気でも朝晩は冷え込む季節となり1日の温度差が大きくなって来ました。

紅葉シーズンの足音が聞こえてきそうな今日この頃

バイクにとってはいい季節です。

今朝届いたばかりのビンテージストーブ“トヨトミのレインボーシリーズRB-2”

お客様からのご依頼でメンテナンスを行うこととなりました。

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今シーズン初となるビンテージストーブのメンテナンス

芯の送り出しがうまく機能せず空回りしていました。

結果としては芯が使用限度を超え、劣化による抵抗の増加もしておりました。

バラシついでにタンク内のさびを出来るだけ取りながら洗浄し、各部パーツもクリーニング

点火プラグのコードも接点不良を起こしていましたのでハンダ付け

後は新しい芯が届くのを待つのみ

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簡単なメンテナンスと清掃で今シーズンもオーナー様の愛情を受けて大活躍してくれることでしょう

古きよき道具に愛情を注いで大切にお使いいただく為には相応のメンテナンスも必要です。

お悩みの方や倉庫でホコリをかぶったままになっている方はご相談下さい。

誤った使い方をすれば危険が生じ、人命にも関わることも有り、現行法ではご法度扱いされてしまうアラジンやバーラー、パーフェクションなど個性豊かなビンテージストーブ

ライターやガス器具、自転車のブレーキ(競技車両は論外)ただ、危なければ何でも法で規制してしまう昨今ですが、ビンテージスクーターやアンティーク家具を扱う我々にとっては愛しいアイテムであり手をかけてあげることで永く愛用できるモノであります。

大人の趣味の道具として、使う側にもしっかりとした知識を身につけることも古いものへの愛情かもしれませんね

そろそろビールよりも日本酒が美味しくなってくる季節

ビンテージストーブのほのかな明かりの前で・・・

あ~生レバー食いて~

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明日は日限りの縁日です。

縁日出店のためお店は休業です。

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明日の空模様は今のところ雨のようですが・・・

どの道、スクーターの試乗も出来ませんのでお店的にはまー良しとしよう。

出店も商店街のアーケード内なのでノープロブレム!

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これだけストーブ焚いたら寒さなんてへっちゃら!?

最近、問い合わせの多いアラジンを初めビンテージストーブ沢山持って行く予定です。

日限りバーも営業していますのでそちらで買ったお酒も熱燗出来ますので散策がてらお立ち寄りください。

運転が控えていますので自分は飲めませんが・・・

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23日は日限りの縁日

寒い日が続きおのずとバイクで訪れるお客さんは減少気味では有りますが、その反面、

表町から移転して駐車場付きになった効果もあり

個性的なクルマ好きのお客様の来店が目立つ季節でも有ります。

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雨の中、兵庫県よりお立ち寄りいただいたお客様。

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良く見ると、以前当店のウェブショップでご購入いただいたカーバッジと再会!

このバッジを発見した英国のあの地の思い出がよみがえります。

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ダッシュボードにはこれまた思い入れのあるピンバッジ群が・・・

来る次シーズンに向けてドレスアップやカスタム・レストアなどにいそしむストーブリーグと言ったところでしょうか。

当店のストーブリーグといえばこれ

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休日を利用してコツコツと製作してみましたバーンナップスオリジナルアラジン!

ベースはボロボロのシリーズ15

フレームはブラスト後耐熱ペイント・タンクはペイント剥離後、手仕上げにて研磨。

チムニー(煙突)と天板は現行のアラジンから。

360度炎を見渡せます。

機関車のイメージで重厚なオトナの男の雰囲気で!

23日の日限りの縁日にも多数ビンテージストーブを持っていく予定ですので是非お立ち寄りください。

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アナログ?ハイブリッド?

朝晩めっきり冷え込んで冬らしくなりました。

岡山南部では昼間はさほど寒くは無いのですが、ストーブ出してみました。

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店内も若干、模様替えして実演販売中のアラジンがしっくりキマスネ。

アラジン1台では店舗全体を暖めきるには力不足なのでまず2台あるエアコンをフルに回転させつつアラジンに火入れ。

全体が温まった頃エアコンのスイッチをオフといったローテクのハイブリッド使いを実践中です。

エアコンの温風よりも輻射熱によるアラジンストーブのほのかなぬくもりにほっこりします。

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青い炎の揺らめきがマタイイデスネ。

【アラジンブルーフレーム】

メンテナンス済み¥15000-いかが。

 

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